【コラム】体育会学生に伝えたい志望動機の作り方

就活ノウハウ

「入社意欲の高さ」「入社して活躍できること」をアピール

こんにちは、アスリートプランニングの岡本です。
志望動機は「学生時代頑張ったこと」「自己PR」と同じぐらい頻繫に問われます。志望動機の精度によって、企業側は入社意欲を判断するのです。志望者の中には、受かったらラッキーというスタンスで受ける学生もいれば、真剣に入社して活躍するイメージを持っている学生もいます。企業としては、後者のような学生を採用したいのです。志望者がどれだけ会社のことを理解した上で、「ここで働きたい」と思っているかを伝えられるのが、志望動機なのでその内容の説得力に欠けると、考えが浅いと判断されてしまいます。
しかし、体育会学生が作る志望動機は浅い傾向にあります。例えば、食品メーカーを志望する学生にありがちなのが、「身近だったから」「食べるのが好きだから」というような志望動機です。浅い志望動機だと、仮に1次面接は突破できたとしても、最終面接に合格して内定をもらうことは難しいでしょう。
そこで今回は、企業に採用したいと思ってもらえるような志望動機の作り方を紹介します。

企業側から見た「志望動機」の重要性

2017年に行われた企業約1000社への調査によると、採用基準で重視する項目の第1位が「人柄」、第2位が「企業への熱意」です。それだけ企業が重視する、「企業への熱意」を象徴するのが志望動機です。
なぜ志望動機を聞くのかというと2つ理由があります。企業側の思いとしては採用したいと思った人材が本当に入社してくれるのか不安なのです。ただし、入社志願者がはっきり大きな声で「入社したいです!」と言うだけでは説得力に欠けます。業界・企業理解がしっかりできていることを示すために、入社意欲の高さを示す根拠が必要です。そのため企業は、ただ志望動機を聞くのではなく、他の業界・企業ではなくなぜ自社なのかというところを深く追及する場合が多いです。ここで、浅い答え方をしてしまったら、業界や企業に対する研究不足が露呈し、その程度の入社意欲なのかと判断されてしまいかねません。
志望動機を聞くもう1つの理由は、学生がもつ価値観・企業選びの軸ややりたいことが、自社に合っているかを知るためです。企業は入社して活躍する人材を採用したいので、自社に合っているかどうかは重要。価値観や企業選びの軸、やりたいことがずれていると、どれだけ優秀な人材であっても入社後に馴染めず苦労したり、仕事内容に不満を感じてしまったりする恐れがあります。

つまり、志望動機を伝えることによって、「入社意欲の高さ」と「入社して活躍できること」をアピールすればいいのです。

やりたいことを経験談で裏づけ→活躍できることをイメージしてもらう

入りたい会社や業界が決まったら、入りたい理由を明確にしましょう。「やりたいこと」「企業説明会などで感じたこと」「OBOG訪問で感じた魅力」など志望動機のベースとなるものを決めます。それに加えて、自分がその企業に合っている、活躍できることを裏づけたり、個性を出したりするために、自分自身のことも伝える必要があります。自分のこれまでの経験や価値観、性格、スキルなどを一緒に伝えることによってより説得力のある内容になっていくのです。
やりたいことが決まっている場合、ただあれがやりたいと伝えるだけではなく、それを実現するために活かせる強みも一緒に伝えられれば企業側も活躍してくれそうだなと思ってもらえそうですよね。例えば、広告業界を志望していて、「多くの人々に様々な商品を知ってもらい、豊かな生活を実現したい」ということをやりたい場合。広告業界に必要とされるのは、他人とは違った視点で物事を見てアイデアを出すことです。そのため、「チームにおける課題を様々な角度から捉えてきた経験から培った物事を多角的に見る力を活かせます」と一緒に伝えるなど。
体育会学生はビジネスで活かせる強みを部活を通して培っています。目標から逆算した計画力、試行錯誤を繰り返して成長する力などは、ほとんどの業界で活かせる強みですよね。そのため、自分の強みを伝えるだけではその企業でないといけない理由にはなりません。業界・企業研究を踏まえ、その企業だからこそ魅力を感じたということも併せて伝えましょう。

志望動機の組み立て方

志望動機を伝える際にはまず結論として、志望動機を簡潔に伝えます。例えば、「~がしたいから」「~と考えたから」など。そして、その志望動機を具体的に説明します。つまり「したいこと」の具体的な内容や「考え」に至った経緯といった補足情報を足します。
次に、その志望動機を裏づける自分自身の経験や価値観について伝えましょう。自分ならではの経験や価値観をセットにすることによって、他学生と差別化ができる上に、より説得力が増します。最後に、どのように働きたいのか、活躍したいのかを入れます。これは、企業に入社後活躍してくれる人材だと思ってもらえるように伝えるものです。

自分の経験を志望動機に盛り込む例を1つ紹介します。
■Aさん:プレーヤーとして入部するが、選手としてよりマネージャーとしてのほうがチームに貢献できると考え、マネージャーに転向し、監督と選手の間の調整役となった
■志望先:開発・生産者と顧客の間に立つメーカーの営業
■業界・職種を選んだ理由:自分が経験した人の間に立って調整する仕事と入社後の仕事内容が一致すると考えたから
■X社を選んだ理由:チームで動くことを大切にする風土が自分の経験とリンクすると感じたから
■Aさんの志望動機に組み込むべきポイント:
・マネージャーとして監督と選手の調整役だったことがメーカーの営業に活かせると考えた
・業界の中でもX社を選んだのはその会社の働き方が自分の理想に近いと考えた

志望動機の例文はアスプラのES閲覧のページを参考にしてください。業界ごとの志望動機も掲載されています。
ES閲覧:https://asupura.com/2021/es/

その企業でないといけない理由が大きな一押し

ここまでのおさらいですが、志望動機によってアピールしないといけないのは、「入社意欲の高さ」と「入社して活躍できること」です。それに加えて、志望動機に入っていたほうがいいのが、その企業でないといけない理由。よくあるのが、同じ業界の他の企業ではなくその企業でないといけない理由を気にする企業もあります。特に競争関係にある企業は比較しておいたほうがいいでしょう。メガバンクであれば、三菱UFJフィナンシャル・グループ、みずほフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループなど。
志望する企業と相思相愛になれるよう、しっかり志望動機を準備しておきましょう!

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