【コラム】華々しい経験がない学生がESを書くコツ

就活ノウハウ

試合で結果を残していないと評価されないと思っていませんか?

こんにちは、アスリートプランニングの岡本です。
自分はレギュラーではなく、試合のときも応援や選手のサポート役だった人は、部活のことを書いてもあまり評価してもらえないのではないか、と思う人もいますよね。人事は、運動神経が良い人、競技レベルが高い人を採用したいと思っているわけではありません。いくらバッティングが上手くても、足が速くてもそれがそのまま仕事に活かせるわけではないからです。
人事は自分の会社に入って活躍してくれる人を採用したいと考えています。そのため、部活のエピソードを語る場合、入社後に活躍できるイメージをさせられるように書く必要があります。今回は、スタメンに入れなかった人、目立った戦績を残せなかった人が、どのようにエントリーシートに書けばいいかを3つの観点で紹介します。

目標を持っていたことで自発性をアピール

エントリーシートの自己PRや学生時代頑張ったことで部活のエピソードを書くときは、目標をもって活動していることが伝わることが重要です。周りから言われたことをただ言われたようにやる、今まで通り決まっているルールに従う、という人は会社がほしい人物像とはズレています。自分の意思を持って自発的に動ける人のほうが、会社にいい影響を与えてくれるイメージがしやすいのです。そのため、部活において掲げていた目標を書いた上で、その目標を達成するために何をしていたかというエピソードを語るようにしましょう。
例えば、部員全員が勝利のために全力を尽くせるようにすること、勝利のためにデータ分析という形で貢献することなど。どの目標が正解というのはありませんが、組織に貢献しようとしたことのほうが、「会社」という組織で力を発揮してくれるイメージが湧きます。これまで目標を持って取り組めていなかったという人は、今からでも十分に間に合うので、何か目標を設定してその目標を叶えるために動いてみてください。

体育会学生にとって当たり前にやってきたことが、社会で評価される

部活で結果を出すために、計画を立てて、それを実行し、振り返りをして、前回の反省を生かして次の計画を立てる、という試行錯誤をこれまでみなさんは当たり前のように繰り返してきましたよね。この繰り返しはPDCAサイクルと呼ばれており、社会で必要とされることです。PDCAサイクルというのは、
Plan:計画, Do:実行, Check:評価, Action:改善
を繰り返すこと。この4つのうちどれかだけできていても意味がなく、全部できていないといけません。計画して実行するだけでは、あれこれ手を出すだけで学ばない人、実行して評価するだけでは、行き当たりばったりの人ということになってしまいます。この4つを繰り返すことで、人は目標達成に近づけるのです。
部活でも、ある大会のレギュラー入りを目標とするなら、レギュラー選考会から逆算して練習計画を立て、実行し、その練習方法でいいのか考え、ダメだと判断すれば改善していくということを繰り返し行います。体育会学生であれば当たり前のようにやっていることかもしれませんが、社会人に求められることなのです。なので、エントリーシートでPDCAサイクルを回していたことを書けば、大それた目標でなくても十分に評価されます。

目標が未達成でもプラスに変える方法

もしレギュラー入りを目指して活動していて、それが果たせなかったとしても、活動を通して成長したことはあるはずです。競技の技術の話ではなく、入社して活かせるような計画力や課題発見能力など。逆に全国優勝を果たしたと書いてあるのに成長したことが書いてなければ、その競技でないと活躍できない人だと思われかねません。ただし、エピソードから連想できるスキルの成長でないと一貫性がないと判断されてしまうので気をつけましょう。
学生時代頑張ったことを書くときは、成長したことを最後に付け足しでいいので差し込むことをオススメします。成長した経験を聞かれたときは、成長のビフォーアフターがわかるようにする必要があります。まず最初に、結論としてどんな経験でどう成長したかを書き、その後に前はどうだったかがわかるようなことを書いていきます。

アピールできることが見つかったら自信を持って伝えることが大切

試合に出ていなくても会社で活躍するイメージを湧かせるためのポイントをおさらいしてみましょう。1つ目は目標を書いて達成するために何をやったかを書くこと、2つ目はPDCAサイクルを回したことを書くこと、3つ目は成長したことを書くこと。
例えば、学生時代頑張ったことを書くときは下記のような構成で書きましょう。
(頑張ったこと)→(目標)→(PDCAサイクル)→(結果)→(成長したこと)

試合に出れなかったことを悔やむばかりではなく、自分が意思や意欲を持って活動した中で、人事が採用したいと思ってくれるような「会社で活かせること」はないか考えることが必要。それが見つかったら、自信を持ってアピールしてください。試合に出られなかったとしても、入社後会社の最前線で活躍できる可能性をみなさんは持っています。

他の就活ノウハウを見る