【コラム】スポーツ業界を志望する体育会学生に注意してほしいこと

就活ノウハウ

スポーツメーカーの内定を獲得するには一筋縄ではいかない

こんにちは、アスリートプランニングの岡本です。
部活をしていると、普段使用している道具やジャージのメーカーであるアシックスやアディダス、ナイキで働くことに憧れたりしますよね。自分が慣れ親しんだ商品を企画したい、商品の良さをもっと多くの人に知ってもらいたいなど。そう考えることは決して悪いことではありません。しかし、スポーツメーカーに内定をもらうことは非常に難易度が高いということを知っておいてほしいです。
今回はなぜ難易度が高いのか、それを踏まえてどうしたらいいのかを紹介します。

スポーツメーカーの椅子取り合戦はし烈な争い

スポーツメーカーに該当する企業の数は限られています。例えば、スーパーには膨大な種類の食品メーカーの商品が並びますが、スポーツ用品は店頭に並ぶブランドの種類は限られています。企業数の要因もありますが、そもそもスポーツメーカーは人気が高いので、それに伴って倍率がかなり高いです。そのため、生半可な気持ちで受けても絶対に内定をもらえません。しかし、毎年、体育会学生の中にはなんとなくの憧れでスポーツメーカーを受けて撃沈する人が多くいます。面接で、スポーツメーカーの中でもなぜその企業でなくてはならないのかを質問され、答えられなかったりと志望動機をしっかり答えられないのが不合格の原因の1つ。スポーツメーカーの面接に臨むときには、面接官に深掘りされても答えられるような志望動機を準備しておかないといけないということです。

体育会学生に易しいとは言えないスポーツメーカー

体育会学生はスポーツメーカーを好きで、体育会学生の中でスポーツメーカーを志望する人は多いです。それにもかかわらず、スポーツメーカーの人事が体育会学生を選考するとき、一般学生よりハードルが高いと言えます。なぜなら、応募者中で体育会学生の割合が高く、人事の目が慣れている、かつ「スポーツをやってきたから」というだけの志望動機で受ける学生が多いので、全く差別化できてないからです。スポーツメーカーだから体育会学生を採用したいのではと思いますが、実際は体育会学生ばかり応募してくれるので一般学生のほうが求めている企業もあります。つまり、体育会に所属しているだけではアドバンテージにはならないということです。
では、体育会の経験をどのようにアピールしていったらいいのでしょうか。周りの体育会学生と差別化できるように、体育会の経験を語らないといけません。かと言って、全国優勝やレギュラーであるなど派手な功績がなくても大丈夫です。目標達成のためにやったことを書くだけといった日記のようなものではなく、どう考えて行動したかを矛盾なく伝えるなど人柄がしっかり伝わるように工夫すればいいのです。自己PRと学生時代頑張ったことのポイントは下記コラムを参考にしてください。
【コラム】体育会学生がやりがちな自己PR・ガクチカの失敗
https://asupura.com/2021/knowhow/detail.php?knowhow_id=6111

ビジネス視点をもった志望動機を作れている人はほぼいない

スポーツメーカー志望の体育会学生が失敗する最大の要因は志望動機が浅いことです。「スポーツをやってきたから」という理由しか言えない学生が本当に多いのが現実。スポーツメーカーに入社したとしても、スポーツの競技力が役に立つことはそうそうないでしょう。そのスポーツメーカーの商品をこれまでずっと愛用してきたから顧客目線に立てると言っても、使ってきた商品を「こう改良したほうが売れる」「こう売り出したほうがヒットする」と本気で考えてきたわけではないでしょう。ビジネスの世界で成果を出せることをイメージさせられるような志望動機でないといけません。体育会学生の中で差別化でき、採用したいと思わせられる志望動機にするためには2つのポイントを押さえておく必要があります。
1つ目は、あなた独自の志望動機であること。これまでの経験をもとにスポーツメーカーで働きたい理由を書いたり、自己分析の結果明らかになったアピールポイントをその企業で活かせるという話に持っていったりと。なんとなくスポーツメーカーで働きたいと思っていた人もそう思ったのはなぜか考えてみてください。自分自身の経験の中にきっかけがあり、価値観に基づいている可能性があります。
2つ目は、そのスポーツメーカーでないといけない理由。スポーツメーカーで一括りにできても、企業の歴史や経営方針がそれぞれ違います。デジタル事業に力を入れる企業もあれば、海外展開に力を入れる企業もあります。自分が志望する企業情報を調べて、その企業でないといけない理由を考えましょう。

スポーツとの関わり方は多種多様

漠然とスポーツに関わりたいと考えている人は今一度どのようにスポーツと関わりたいか考えてみてください。今スポーツメーカーがいいと思っている人は、実際に現場でどんな仕事をするかわかっていますか?ヒット商品を生み出したいと考えている人がいると思いますが、商品企画をできる人なんてほんのわずかで、ほとんどは営業配属。スポーツ店を回って「うちの商品をもっと置いてもらえないか」「目立つところに置いてもらえないか」など交渉していくような仕事です。
スポーツに関わる仕事には、スポーツメーカーだけでなく、スポーツイベントを運営する会社、スポーツ場を作る建設会社、体を動かせる仕事であるフィットネス会社など数多く存在するのです。どんな業界の企業がいいのか明らかにするには、自己分析と仕事理解が必要になってきます。これができていないとちゃんとした志望動機なんて絶対に作れません。自己分析と仕事理解ができたら、思い込みを一度捨てて、自分の価値観に合うスポーツとの関わり方を探してみてください。
下記コラムでは自己分析の方法を紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
【コラム】体育会学生におすすめの自己分析のやり方
https://asupura.com/2021/knowhow/detail.php?knowhow_id=5999

スポーツメーカーを受ける決意をしたなら相応の準備が必要

ここまでスポーツメーカーに内定をもらう厳しさを伝えてきましたが、決してスポーツメーカーを志望することを否定したいわけではありません。スポーツメーカーに固執して視野が狭まり、他の業界を全く見ず自分に合った会社に入社できないなんてことになってほしくないのです。なので、スポーツメーカーしか受けないというのはオススメしません。
このコラムを呼んだうえで、スポーツメーカーを志望するのであればしっかり対策して臨み、スポーツメーカー以外も保険で受けておくようにしてください。スポーツに関わる関わらない、どちらの道を選んでも幸せな人生を歩めることを願っています。

他の就活ノウハウを見る