【コラム】高学歴×体育会が就活中にはまる落とし穴

就活ノウハウ

ハイスペックなのに、思い込みや油断で失敗する学生は後を絶たない

こんにちは、アスリートプランニングの岡本です。
「偏差値の高い大学だから人気企業にいける」「部活の先輩はみんな大企業に入っているから安心」などと思っていたら赤信号です。
体育会学生は部活以外の情報があまり入ってこず、思い込みが強いので上記のように感じてしまいがちですが、高学歴かつ体育会の学生でも就活に苦しむことは珍しくはありません。夏のインターンシップの時期から就活を始めていたとしても、人気企業でエントリーシートは通過したとしても、内定がなかなかもらえず苦しむ人は少なくありません。
高学歴だから大丈夫と高を括って大した準備をしなかったり、自分の考えだけで決めつけて人気企業を数社しか受けずに進めたりすると、苦難の道が待っています。そうなってほしくないので、今回は高学歴の体育会学生が陥りやすい状況を紹介していきます。

大手企業だけ受けて成功する人はほとんどいない

大手企業ばかり受けてどこにも内定をもらえず絶望する体育会学生は毎年います。売り手市場というのは学生数に対して企業の採用枠が多くあるということですが、大手企業に入りやすくなってるわけでは決してありません。それにもかかわらず、大手企業は採用枠を大幅に増やしているわけではないのに、売り手市場だから入りやすいと勘違いして受ける人が多いです。従業員規模が300人未満の企業では、求人倍率が前年度9.91倍、今年度は8.62倍と1.29ポイント低下しています。これは、1人の学生に対し約9社の採用枠がある計算なので、依然として学生が企業を選びやすい状態ということになります。一方、従業員規模が5000人以上の大企業の求人倍率は、前年度は0.37倍、今年度は0.42倍と、0.5ポイント上昇しています。1人の学生に対し0.4社の採用枠がある、つまり1つの採用枠を2.5人で取り合っている状態で、採用枠に対して応募する学生が多いことになります。
これらを踏まえると、大手企業ばかり受けるのはリスクが高いと言えます。就活スケジュールで考えると、大手企業の面接はだいたい6月からです。ベンチャーや中小企業はもっと早くから選考を始めているので、大手企業の面接が始まる頃に全落ちしてしまったら、人気のベンチャーや優良中小企業は採用を終えている場合が多いです。もし受けた大手企業がすべて落ちて、新たに受けようと思っても受付終了している企業がほとんど。
つまり、選考時期を考えても大手企業以外も受けたほうがいいということ。大手企業しか受けてなかったら面接の実践経験が少ないまま本命を受けることになりかねません。大手企業の選考時期は部活が忙しい時期でもあるので、その時期にたくさん受けるのは難しいです。3月以前に選考を行っている中小企業で実践を積み、内定獲得しておくことをオススメします。

視野を広げないと内定がもらえたとしても入社後幸せになれない

高学歴体育会学生は他の業界のことも知らずに、自分はこの業界、この企業にいくんだと決めつけがちです。そういう人は「部活の先輩がたくさん入っているから」「小さい頃の夢だったから」などの理由で、企業を数本に絞ります。夏のインターンへの参加など早いうちから動いていても、最初に決めた業界しか見てない場合、インターンの選考は通過しても、本選考で志望動機を深堀されて上手く答えられず落ちることになりかねません。志望動機は他業界を比較していくとより深くなっていくもので、様々な業界を知らないと本選考を突破できるだけの志望動機は書けないのです。
また、視野を狭めた状態で限定した企業を受けて、本選考が上手くいって内定がもらえたとしても、入社後力を発揮できる仕事ではなくて苦しむこともあります。就活を思い込みで進める前に、視野を広げて自分にとって入社後一番幸せになれる業界はどこか考えることをオススメします。

エントリーシートは全通過、面接で全落ちして泣きを見る学生

すべての企業がそうとは限りませんが、エントリーシートの選考では内容をじっくり見られずに学校名で合否を判断し通過させることがあります。せっかく応募者が書いたエントリーシートなので、人事も全部読みたい気持ちは山々ですが、大手企業だと応募者が多すぎるため学校層で基準を設けざるを得ない、ということもあるのです。
エントリーシートが何社も通過すると油断してしまいますが、学歴に助けられていただけの場合、中身が見られる面接で全落ちしてしまう恐れがあります。面接でエントリーシートのエピソードを深堀されたときに返答に困って考え方が浅いと判断されてしまいます。そのため、エントリーシートの通過率が良くても、面接は面接でしっかり準備する必要があります。また、本命の企業を受ける前に面接の場を経験しておけばエントリーシートの内容が自分の価値観と矛盾してないかにも気づくことができます。それを踏まえて、エントリーシートの精度をより高めれば面接で深堀されても怖くありません。

周りの仲間を味方につけて柔軟に考えることがオススメ

就活における思い込みや油断は将来を大きく左右することになります。先輩がこうだから、親がこう言うからと周りに流されるのではなく、自分の中で一度じっくり考えることも大事です。
幸い大学の仲間や同レベルの学校層の友達は就活に関して情報をたくさん持っている人が多いので、話を聞きながら柔軟な思考を持ってみてください。これをすることで、入社後自分に合った会社で幸せな人生を送ることができます。
大学に入るために、かなりの努力をした人もいると思います。就職においても成功を収められるようにがんばりましょう。

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