【コラム】体育会学生がよくやる会社選びの失敗

就活ノウハウ

視野を広げることで自分に合った会社選びを実現

こんにちは、アスリートプランニングの岡本です。
会社選びは将来を左右する重要な選択です。体育会学生の中には浅はかな考えで企業を選んで後悔する人が多いのが現実。「先輩がいるから不動産会社」「部活で食生活に気を使ってきたから食品メーカー」といったようにきちんと自己分析をしないまま決めつけがちです。
このように視野が狭くなった状態で会社を選んだら、将来、仕事で活躍できずに会社からの評価が低いままで苦しい思いをしてしまう恐れがあります。1日の大半を費やす仕事なので、選び方によって人生そのものを左右してしまいます。大学卒業後も充実した人生を送ってほしいので、そもそも会社選びをおろそかにした場合どうなるのか、また会社選びの軸ごとの注意点をお伝えします。

会社の選び方によって人生を左右する

会社選びをするとき、まずは業界や条件を決めて絞っていきます。業界や企業に関する情報集めが不十分なまま絞りすぎたり、自己分析をあまりせず自分の軸や価値観が明らかになっていないまま興味だけで選んでしまうと、あとでミスマッチに気づくことになりかねません。
ミスマッチが起きると、入社した後に自分がやりたい仕事ではなかったと判明したり、会社の風土に馴染めなかったりと将来的に苦労します。卒業後に生き生きと働くために会社選びの段階が大切なのです。
選考においてもミスマッチは悪影響を及ぼします。例えばミスマッチに気づいたのがESの提出が始まる3月以降だったとしても会社選びの方向性を変えるのは大変。そこから新たに業界・企業研究をしたり、志望動機を作ったりしないといけません。だからといって準備に時間をかけていると、募集を続けている企業の数は限られてきます。早いうちから視野を広げて自分に合う会社をじっくり探すのがオススメです。ぜひ合同企業セミナーで様々な企業の話を聞いてみてください。
また、視野が狭いと志望動機が浅くなって説得力に欠けてしまうというデメリットもあります。他の業界と比較した方が説得力のある志望動機を作れますし、「他業界も見ました」と面接官に伝えた方がしっかり行動して就活してきたことの裏づけにもなります。選考を突破するためにも早い段階での業界・企業の絞りすぎはやめましょう。

先輩の選んだ会社が自分にも合うとは限らない

就職した先輩の話を聞いて魅力的に感じるのは悪いことではありません。先輩と同じ企業を受けるという判断軸が危ないのは、人によって企業の合う合わないは絶対に違うからです。例えるなら、就職は結婚と同じで、誰かにとっての最高のパートナーが自分にとっても最高かどうかはわからないですよね。大きな声で笑うのが、最高に素敵と思う人もいれば、耐えられないほど苦痛な人もいて、どっちとも思わない人もいます。企業も一緒です。どんなに仲の良い先輩から詳しく聞いたとしても、本当に自分に合うかどうかは自分の目で判断しないといけません。そのためには見る目を磨く必要があります。生まれてからずっと異性と話すことなく、大学卒業時に親が決めた相手と結婚する、と聞いたら「もっと他の相手も見るチャンスを与えてあげたら良いのに」ときっと思いますよね。先輩から勧められた企業の選考だけを受けるのもそれと同じことをしようとしてるということになります。先輩の話も材料にしながら他の企業のことも知って、見る目を磨いた上で自分にとって最高の企業を探しましょう。

身近だという理由だけでスポーツや食品を選ぶのは幼稚園児の夢レベル

身近なものを扱っているからといって企業を選ぶ体育会学生は本当に多いです。なんとなく今まで深く関わってきたスポーツや日頃お世話になっている食品・医療業界に惹かれる傾向にあります。確かに、ITや機械業界のことは何も知らなかったら難しそうなイメージを抱くかもしれません。しかし、話を聞いてみたら案外面白いと感じるかもしれないですよ。

ユーザー目線しか持ってないと、入社後仕事内容にギャップを感じてやりがいを感じられなくなってしまうこともあります。例えば、新しい商品を生み出したいと思って食品メーカーに入社したら営業でスーパーを回ってばかりで企画をやらせてもらえず、なんでこの会社に入ったんだろうと疑問を感じてしまったり。そういう違和感を抱えたまま働いていてもストレスが溜まる一方です。自分が将来、生き生きと働くためには、自分が働くイメージをしながら会社選びをする必要があります。表面的である、扱っている商品や事業内容だけでなく、現場社員が普段どんな1日を過ごしているのかを聞き、もし明日から働くとしたら自分がどんな仕事をするのかイメージできるぐらいにしておくと入社後のギャップは最小限に抑えられます。

好きだけで入社しても幸せになれるとは限らない

自分が好きなことを仕事にしたいと思う人は多いのではないのでしょうか。しかし、好きなことを仕事にしたからといって明るい未来が待っているわけではありません。仕事というのは、「会社に対して価値を提供し、その対価として給与を受け取る」という活動なので、「好きなこと」に関わりたいのであれば、どんな仕事をすれば自分が価値提供できるのかを考えなければなりません。ただ食べるのが好きというだけで食品会社を志望したとして、万が一入社できても、食べるのが好きなだけでは結果は出ないので、会社から評価してもらえないかもしれず、給料もずっと低いかもしれません。それならば、仕事は全然別のことをして、食レポをYouTubeで投稿した方が幸せかもしれません。
好きなことを仕事にして生き生きしている人は、好きなことで世の中に価値提供できる能力を持っており、活躍しているからです。好きなことに関わりたいなら、「これが好きだからです」ではなく「これが好きで、こんな風に価値提供できます」と言えるように考えましょう。

視野を広げるには志望企業の関連会社に目を向けることから

会社選びの際に視野を広げた方がいいという話をしてきました。もし今すでに興味のある業界や企業があるのであれば、関連した企業に目を向けるのはいかがでしょうか。
例えば、食品メーカーに興味があるなら、その原材料や添加物を取り扱う素材メーカーや、原料を調達して加工し、小売店で販売する食品商社、商品の容器・パッケージを作る梱包メーカー、製造工程で使用される機械メーカーなど。このように1つの業界・企業には関係する会社がたくさんあります。関係する会社のことを知ると、元々興味のあった企業への理解も深まります。ぜひ企業が複数社集まる合同企業セミナーで様々な企業の話を聞いてみてください。
そうやって視野を広げて自分に合った最高のフィールドを見つけ、将来体育会の経験を活かして生き生きと働きながら、人生を充実させましょう!

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